さて新着といえば新着の漫画、新ブラックジャックによろしくの2巻を読む。新に入ってからは移植が主な話題である。事実移植はすばらしい医療であるがそれは結果であり、そこにいたるまでの過程はどの治療よりも困難である。それはむしろそうあるべきだとも思うが。移植というのは死体移植でない場合はまったくメスをいれる必要がない人、つまり健常人に手術を施すわけであり常識的に容易にされるべきではなかろう。ましてやその手術でドナーが死ぬなどは本末転倒といえる。まあ、そうしないと救えない命もあるわけだから現実は難しい。この漫画の趣は僕が言っていることとは違う視点だが移植について真摯に考えており、いろいろと考え方の点では参考になる内容である。正直僕はこの漫画の主人公ほど熱くはないからアレだがこれからの移植を担っていこうという人たちは医者としての視点だけではなく市井のひとの視点も理解が必要ということだろう。よくできたドラマティック漫画でありそれなりにおすすめ。
まったく話は変わるが勉強のなかでも公衆衛生分野は皆どうしているのだろう?問題はやる気が起きないことも大きな要素だが、それ以前に割と覚えることも多い。臨床とはほとんど関係ないことは今更なイメージだし、ゆえに関連づけもできず放置になる。模試ではB問題くらいに必ず出るが・・・・まったくとけない。そう、1問たりとも分からない、興味もない。このままではいけない!のか?ナゾな範囲である。
永琳の頭脳ならば悩むこともなさそうだが・・・なんか別のことでブットビそうだ
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