ミキシからの転載です。
さて、ついさっきわかったことだが、例の殺傷事件の被害者のなかにB肝のひとがいたという。つまり、救命した人が感染した可能性もあるのだ。人を救っておいても、自分が感染しては救われない。
そこで、みな知ってると思うがあえて救命の仕方を簡潔にお知らせしたい。こういうのは手技ではなく、ほとんど知識なので知っておいて損はないでしょう。
まずは意外と抜けるが、周囲の安全の確認が必要です。交通事故とか、道路に放置とかではなく移動させましょう。自分が危険です。たとえばガスとかだとその場はとても危険ですよね?しかし首は保護したほうがよいし、動かさないのもありです。あとは感染防御が必要です。手袋なんてふつうないので、スーパーの袋などで手を覆いましょう。
次は当然救急車を呼びましょう。小児の場合は例外になりますが、そんなことは覚えてられないので、とりあえず救急車です。他人に頼んでください。正直時間がおしいです。なるべく固有名詞や特徴で人を指定してください。「だれか・・・」とかいうとみんな他人まかせになりだめです。世の中にはAEDとかいうのがあるので持ってくるようにも頼みましょう。
めんどいことは飛ばします。確認はまず必要ありません。そんなのは普通の人にはわかりませんから。気道確保はしたほうがいいですが空気を入れる暇があるなら心臓を押しましょう。心臓マッサージが一番重要です。これだけでもOKです。あと空気を送るのは感染の元となるので控えた方が無難です。あせると息が胃袋に行き、吐くことを誘因する可能性があるのも理由です。
1分100回は結構なペースです。押す場所はすごく重要です。しかし簡単です。乳首と乳首を結ぶ線の中間・・・そこです。すごくいい加減ですが間違いは少ない方法だとおもいます。
何をおいても心臓マッサージです。思い出したら15回に2回息を吹き込んでもいいですが、AEDがこようともやむをえない場合を除きマッサージは持続してください。
要約としては即心臓マッサージです。4分心臓が止まると人間的に終わります。また1分間たつと救命率が20%減ります。5分で0%です。
この知識が使われないことを祈りますが、何が起こるかわかりません。少しでも救命の知識が普及し、役にたてばと思います。
勇気の行動がひとを救うのです・・